ヤマハ発動機様 認定講習会2025年10月27日

日程:2025年10月24日(金)9:00〜17:00
会場:ヤマハコミュニケーションプラザ会議室(静岡県磐田市) 
参加:11名

日程:2025年10月25日(土)9:00〜17:00
会場:ヤマハ袋井テストコース
参加:23名
担当:川口文子(ヤマハ発動機/LSOインストラクター)、伊東和雄(LSO事務局)

LSOオフィシャルスポンサーとしてご支援いただいているヤマハ発動機様では、毎年LSO認定講習を開催しています。今年も10月24日に本社、25日に袋井テストコースで開催されました。またテストコースにおいては、県内にある4つのコースからスタッフ全員が1年おきに参加しています。

実習はLSOの認定プログラムに沿って現場と救助者の安全確保、心肺蘇生や止血など救命スキルの基礎訓練を行った後に、コース走行中のクラッシュや転倒により脊椎のけがが疑われた際の対応として、Extrication Basicプログラムの中からログロール、リフト、バックボードの使用、ヘルメットの取扱いについて練習しました。

今回は現場に則した質問もたいへん多く出され、ベテランメンバーは復習とアップデートを行いながら新人メンバーにアドバイスを行うなど、互いに協力しながら練習に取り組みました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAED

写真2:止血法(直接圧迫)
写真2:直接圧迫止血

写真3:ログロール法
写真3:ログロール法



GRガレージコンサルタント特別コース2025年10月20日

日時:2025年10月17日 9:00〜17:00
主催:トヨタ自動車株式会社 GRコンサルタント研修事務局
会場:ミッドランドスクエア会議室(愛知県名古屋市) 
参加:10名
担当:額田信明(LSOインストラクター)、伊東和雄(LSO事務局)

今年2回目のGRガレージコンサルタント対象講習が実施され、今回も各地のGRガレージから10名の有志の方々が名古屋に集まり、日常業務や試乗会、走行イベントなどの際に起こり得る、お客様のけがや急病に適切な初期対応を行うための練習に取り組みました。

講習はLSOの認定プログラムに沿って、現場の安全確保や緊急性の評価、心肺蘇生、AED、止血とショック管理などの救命処置、そしてけがの調査、脊椎損傷が疑われる場合の対応方法を練習。さらに脳卒中の早期発見テスト、熱中症予防の注意点を確認しました。

モータースポーツの現場ではありませんが、自動車関係のイベントは通常起こる急病に加え、クルマの走行に伴うけがのリスクも想定しなければならないため、モータースポーツで培った経験やノウハウが大いに役立つと感じました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAED

写真2:けがの調査
写真2:けがの調査

写真3:脳卒中発見テスト
写真3:脳卒中発見テスト




鈴鹿サーキット ファーストエイド&レスキュー講習会2025年07月22日

日時:2025年7月20日(日) 9:00〜17:00
会場:鈴鹿サーキット ピットビル2Fブリーフィングルーム(三重県鈴鹿市) 
参加:28名
インストラクター:山下正憲、安藤義隆、増田涼介(鈴鹿サーキット)、渡邉和雄(LSO)、伊東和雄(LSO事務局)

鈴鹿サーキット主催のLSO認定講習会は毎年開催されており、今年はオフィシャルの方々が20名、サーキット従業員の方々が8名、合計28名の参加がありました。
梅雨のない北海道を除き全国すべての地域で梅雨明け宣言が出され、当日は全国的に猛暑となりましたが、講習会場のブリーフィングルームは過ごしやすい室温で、コースの走行音による影響もなく、快適な環境で講習を行うことができました。

講習ではサーキットを利用している方のけがや急病を想定し、現場からの救助要請や手当てを学びました。各トピックで質問が多く、参加者の熱心さが伝わる講習でした。
実技練習にあたっては、鈴鹿サーキットに所属するLSOインストラクターの山下さん、安藤さん、増田さん、そしてLSO事務局から派遣の渡邉インストラクターにより、各チームに丁寧な指導が行われました。

鈴鹿サーキットでは2週間後に8時間耐久ロードレースが行われます。また夏休みになり多くの家族連れやこども達が訪れます。今年も暑い夏が予想されますが、サーキットを訪れるすべての方々のけがや急病に備え、応急手当の第一応答者として貢献いただけることと思います。

写真1:動画を見てから実技練習を行う
写真1:動画視聴後に実技練習

写真2:心肺蘇生とAEDの使用
写真2:心肺蘇生とAED

写真3:うつ伏せからのログロール
写真3:うつ伏せからログロール

写真4:FHR(HANS)の扱い方
写真4:FHRの扱い方



JMRC栃木ラリー部会主催 応急手当実務講習会2025年07月07日

日程:2025年7月6日(日)
会場:栃木県自動車会館(栃木県宇都宮市) 
受講者:18名
インストラクター:伊東和雄(LSO事務局)、渡辺直良(LSOインストラクター/JMRC埼玉)

JMRC栃木ラリー部会では一年おきにLSO認定講習会を開催しており、今年は18名の方々が参加されました。復習参加の方々に数名の新規参加者が加わり、知識やスキルをアップデートしながら質問も多く寄せられ、積極的に練習に取り組みました。
会場は今年もJAF栃木支部の後援を得て、十分な広さと衛生的な学習環境で行うことができました。
実習はLSO認定プログラムに沿って救命処置とけが人への対応訓練を行い、後半にはLSOが開発した救出訓練プログラムの中からサーキットで行われている救出訓練の動画を参照した上で、ラリーカーからの救出時や、ヘルメットをどのように扱うかを議論しながら練習を行いました。
この日は各地で熱中症アラートが出されるような暑熱環境でしたが、モータースポーツ活動の安全のために、快適な環境下で熱い講習が行われました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAED

写真2:止血法(ターニケットの使用)
写真2:ターニケット

写真3:ログロール法(うつ伏せから)
写真3:ログロール

写真4:ヘルメットの取扱い(ラリー用ジェット型ヘルメット)
写真4:ヘルメット




JMRC関東主催 応急手当実務講習会2025年03月31日

日程:2025年3月30日(日)
会場:機械振興会館(東京都港区) 
受講者:32名
インストラクター:平野和久、渡辺直良、斎藤健一、中村由美子、中村優一(JMRC関東)、伊東和雄(LSO事務局)
JMRC関東事務局:工藤澄乃、関根基司

JMRC関東が主催するLSO認定講習会は毎年シーズン始めに実施しており、今年も多くの方が参加され盛況でした。さらにJMRC関東に所属するLSO公認インストラクター5名が運営や実技指導を行ったことで、丁寧でスムーズに進行されました。
参加者は新規の方が半数以上でしたが、インストラクターのアドバイスに加えて参加経験者が協力しながら問題なく救命スキルを習得することが出来ました。
また質問も積極的に出され、各インストラクターが回答を行っていました。
さらに講習後半ではLSOの新プログラムExtrication Basicを紹介し、ログ・ロール法やヘルメット&FHRの扱いを確認しました。

JMRC関東主催講習はインストラクターの参加が最も多く、共助の意識付けが積極的に行われています。これからもJMRC関東事務局とインストラクター各位の協力体制で、安全向上に取り組んで行きたいと思います。

写真1:講習会場の様子
写真1:講習会場の様子

写真2:心肺蘇生とAEDの使用 
写真2:心肺蘇生とAED

写真3:止血法(直接圧迫止血)
写真3:直接圧迫止血

写真4:ログ・ロール法
写真4:ログロール法



筑波サーキット ファーストエイド・レスキュー講習会2025年03月05日

2025年3月2日(日)18名 オフィシャル対象
2025年3月3日(月)23名 サーキット職員対象
会場:筑波サーキット サーキットホール
参加:計41名
担当:大嶋雅弘(LSOインストラクター/救急救命士)、伊東和雄(LSO事務局)
協力:筑波サーキット所属救急救命士(中路さん、中島さん、八木さん)

シーズン前恒例の筑波サーキット主催講習会が行われ、日曜日はオフィシャル対象、月曜日はサーキットスタッフ対象で実施されました。
今年も筑波サーキットに所属する3名の救急救命士の方々が実技指導にご協力いただき、丁寧で充実した訓練を実施することが出来ました。

実習はLSO認定プログラムに沿って、現場と救助者の安全確保、救命処置、けがの調査と手当てを練習しました。
サーキットには2種類のAEDが合計10台設置されています。ついてAED訓練に際しては各機種の作動方法や設置場所などについて、救命士の方から具体的な説明が行われました。
また練習後半に行ったけが人への対応訓練では、LSOの新しい救出訓練プログラムを紹介した上でログロールやボードの使い方、ヘルメット・リムーバーの使い方なども確認しました。

サーキットの救命士と現場で連携がとれる場合だけでなく、スタッフやオフィシャルだけで対応を始めなければならない場合もあるため、様々な状況に対応できるように対応方法の確認やディスカッションが行われました。

写真1:動画解説を視聴
写真1:解説動画を視聴

写真2:サーキットに設置しているAEDを説明
写真2:サーキットに設置しているAEDを説明

写真3:心肺蘇生とAEDの使用訓練
写真3:心肺蘇生とAEDの使用訓練

写真4:ヘルメット・リムーバーの使用
写真4:ヘルメットリムーバー





スポーツランドSUGO ファーストエイド&レスキュー講習会2025年02月26日

日程および参加者:
 2月23日(日) オフィシャル対象 23名
 2月24日(月) スタッフ対象 9名
会 場:スポーツランドSUGO ウィナーズサロン
担 当:一條裕之、佐藤弘子、桑谷 伸(SUGO)、伊東和雄(LSO事務局)

毎年恒例のLSO認定講習会が今年も2日間にわたって実施されました。
全国で大雪が降る中でしたが、SUGOは幸い雪の影響を受けることなく例年通りの訓練を行うことが出来ました。
1日目のオフィシャル講習は3分の1くらいの方が初参加だったため、経験者とチームを組んで練習に取り組みました。そして講習後半にはLSOが開発した救出訓練プログラムを紹介し、動画教材を使用しながら脊椎損傷が疑われる傷病者への対応訓練を行いました。
また2日目のスタッフ対象講習では、ログロールの基本スキルに加え、二輪ライダーフル装備の状態から、ログロールでスクープストレッチャーに収容する訓練や、ヘルメットリムーバーの使用、さらに四輪で使用するHANSの取り扱いなども確認しました。

現在SUGOではコース舗装の全面張り替え、ゼブラを新タイプに交換、一部コースレイアウトを変更するなど、大規模な改修工事が行われています。間もなく始まるシーズンに向けて、ハード面、ソフト面、安全管理などの準備を精力的に行っている印象でした。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:心肺蘇生とAEDの使用

写真2:全身のけがの調査
写真2:全身のけがの調査

写真3:二輪ライダーの収容(スクープストレッチャー)
写真3:二輪ライダーの収容

写真4:ヘルメット・リムーバーの使用
写真4:ヘルメットリムーバー


JMRC埼玉 ファーストエイド&レスキュー講習2025年02月17日

日程:2025年2月16日(日)
会場:国立女性教育会館(埼玉県比企郡嵐山町) 
受講者:3名
インストラクター:渡辺直良(JMRC埼玉)、伊東和雄(LSO事務局)

JMRC埼玉では毎年LSO認定講習を開催しています。認定期限の関係で今年は参加者が3名(昨年は25名)となりましたが、人数の多少にかかわらずシーズンへの備えとして定例開催を行っています。
講習は、モータースポーツイベント会場で傷病者が発生したという想定で現場の安全確保や感染防止、さらに傷病者に対する緊急度の評価、心肺蘇生とAEDの使用、止血とショック管理などの救命処置訓練を行い、その後に脊椎損傷が疑われる傷病者への初期対応としてのログロール法やバックボードによる運動制限、さらにヘルメットとFHR(HANS)の扱い方を練習しました。
さらに突然生命の危機となる脳卒中の早期発見方法を練習しました。
少人数でしたが質問や自分の経験談も多く出され、充実した講習会になりました。

写真1:心肺蘇生とAEDの使用
写真1:CPRとAED

写真2:上腕止血点の圧迫
写真2:上腕止血点の圧迫

写真3:ヘルメット&FHRの扱い方
写真3:ヘルメット&FHR


このブログについて

LSOは1993年創設以来、年2回のニュースレターとしてLSOメールを発行してまいりました。しかしこの20年間でインターネットやメールなど電子媒体の利便性が大きく向上し、即時性、双方向性、コスト面、そして紙面の制約を受けないなど、多くの利点が発揮されるようになりました。LSOでもこの利点を生かし、2012年7月から、安全活動や講習リポートなどをブログでお知らせすることにいたしました。
なお紙媒体のLSOメールはしばらく休刊し、今後はブログをメインにした活動報告を行って行く予定でおります。

LSOホームページ
http://www.ne.jp/asahi/master/lso/

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